目安箱より〜日本にカジノは必要か〜 | 東進ハイスクール北習志野校|千葉県

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2016年 3月 10日 目安箱より〜日本にカジノは必要か〜

最近校舎に目安箱が設置されました!
そこでブログのテーマを募集しているのですが、こんなものが投稿されたのでやってみます
(本当に知りたいのか分かりませんが…)
テーマ「日本にカジノは必要か」

日本におけるカジノの導入の議論としてよく出てくるのが千葉市です
千葉市は人口90万人を超える政令指定都市ですが、その財政は市長が財政危機宣言を出すほどひっ迫しています。
地方債高は現在7392億8200万あり、人口換算すると一人当たり76万円ほどの借金をしていることになります。
この財政的危機に対して、市は国民健康保険料などの公共料金の見直しや、市有地の処分などによって歳入を増やし、職員給与や退職金のカット、難病疾患見舞金などの事業見直しによって歳出を減らしています。
しかし、市の税収は今後大幅な増加は見込まれない一方で、高齢化率が上がることによって民生費が増加することが予想されています。
このような状況に対して、市は未だに増え続ける人口、比較的若い人口構成、政令指定都市中上位の市民所得を好条件として財政再建を見込んでいます。
さらに、財政再建の施策の一つとして魅力あるまちづくりを掲げており、千葉新都心、幕張新都心、蘇我副都心の整備を進めることにしています。
中でも幕張新都心は市の組織として政策企画課に幕張新都心室が設置されるほど力が入れられています。
幕張新都心は東京都心から京葉線で30分、成田空港からも自動車で30分ほどで行けるという好立地であり、開発可能な土地も残されています。
このような環境を活かして幕張新都心ではIR(統合型リゾート施設)の誘致が検討されています。
誘致が決定すれば税収効果として220億~330億程度の税収、経済波及効果として1600億~4000億、雇用創出を1万人~2万人見込んでいます。
しかし、誘致に当たってはカジノに係る犯罪リスク、ギャンブル依存症リスク、青少年への悪影響リスク、周辺環境への悪影響リスクが挙げられています。
導入の可能性に関して市民報告会がり、そこでは「幕張新都心は、立地面で成田空港や羽田空港の中間にあり恵まれている。うまく事業を展開できれば、相当の経済効果がある。」「他国の事例より、IRを導入すると社会風紀の乱れ等から犯罪が増えるので、反対である。」等賛否両論の意見が出されています。
これらを踏まえて本当に日本にカジノは必要か…
個人的にはやってみなきゃ分からないというのが実際のところです。
各国の好事例、悪事例はあるものの、それぞれの文化的背景は異なるため、それが日本においてどれだけ適応されるものなのか分からないからです。

…とまぁここまで書きましたが、勉強にもつなげると、カジノの導入という社会的課題に対してどれだけ考えることができるかは中学・高校でどれだけ社会科を主体的に学んできたかになると思います。
社会的問題に対しては文系も理系も入試科目はない。
教養としての学びを!